補聴器の選び方・買い方
補聴器の選び方・買い方
補聴器の選び方・買い方
補聴器を装用すると、昔と全く同じような「きこえ」に戻るわけではありません。しかし、今まで聞こえなかった音が聞こえるようになることで、生活の様々な場面の不便が軽減され、より快適に暮らすことができます。
※補聴器は、個々の難聴や「きこえ」の程度に合わせてフィッティングすることが必要です。しかし、装用者の「きこえ」の状態によっては、その効果が異なる場合があります。
補聴器を装用することで、より小さな音や言葉も聞き取れます。また、不要な雑音を抑え、騒がしい場所でも聞き取りやすくする機能を持った器種もあります。会話が聞き取りやすくなることにより、ご家族の方や周りの方々とのコミュニケーションが改善し、外出の機会が増える方もいらっしゃいます。
難聴の方が話をすると、必要以上に大きな声になったり、逆に聞こえないような小さい声になったりします。これは、ご自身の声が聞き取りにくいことから起こります。補聴器を装用すると、ご自身の声も今まで以上によく聞き取れ、声の調子や発音が大幅に改善され、相手が聞き取りやすい声で話せるようになります。
難聴の方が、補聴器を装用することで聞き取りが向上すると、今までよりも小さい音量でテレビを見られるようになり、疲れにくくなります。また器種によっては、テレビ専用のアクセサリーを使うことで、補聴器から直接音声を聞くこともできます。
その他にもこんな所で役立ちます!
人間の耳は左右両方で、音の方向と距離感を認識し、言葉の聞き取りを行っています。人間は、片目だけで物を見ようとすると疲れてしまうように、片耳だけに頼って聞くと耳が疲れやすくなります。
耳から入ってきた多くの音は、反対側の脳で処理されます。入ってきた音は、働きの違う左右の脳で処理されるため、言葉を理解したり、抑揚のある音を楽しんだりすることができます。
音の方向や距離感が向上します。
騒がしい場所でも会話が聞き取りやすくなります。
片耳装用により耳が疲れにくくなります。