補聴器試聴(無料貸し出し)

補聴器の試聴ができます。対応補聴器、貸し出し期間は直接店舗にご確認ください。

出張訪問対応店

お店に訪問が困難な場合、ご自宅に補聴器の専門家が訪問してご相談を承ります。

認定補聴器専門店

認定補聴器技能者が在籍し、補聴器の調整・選定に必要な設備について公益財団法人テクノエイド協会に認定されている店舗です。

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総合支援法対応店

難聴が高度・重度で、身体障害者の基準に適合する場合は、障害者総合支援法による補装具費支給制度を利用することができます。原則として、費用の1割を利用者が負担することとなります。ただし、所得に応じて一定の負担上限が設定されています。また、補装具は原則として1種目について1個の支給が対象となります。手続きは各自治体によって異なる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村の福祉課にお問い合わせください。

遠隔サポート対応店

専用のスマートフォンアプリを介して、オンラインで補聴器を調整できます。※一部対応していない器種があります。

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オトスキャン取扱店

レーザーによる3Dデジタルスキャナーで耳型を迅速に採取します。一人ひとり異なる耳の形状を直接肌に触れることなく安全に、正確に採寸し、オーダーメイド補聴器を作成します。

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豆知識

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海外旅行で補聴器を使用する際の注意点とおすすめの製品

補聴器の使用を考えている人や補聴器ユーザーにとって、補聴器を装用して海外へ行く際には、海外でも補聴器が使えるのか、機内に補聴器は持ち込めるのかなど、不安を感じることもあると思います。日本での難聴者の補聴器装用率は14.4%と少ないですが、海外での普及率は高いです。海外で補聴器を装用することにより五感で海外の自然や文化に触れる経験ができます。補聴器を装用して海外旅行するときのポイントや魅力、おすすめの補聴器をご紹介します。

 

海外の補聴器事情

日本と海外の難聴者の補聴器使用率では差がみられます。日本と海外での補聴器の使用率の違いがみられる背景について、海外の補聴器事情や統計データから探ってみましょう。

 

海外は補聴器の供給体制が充実している

海外と日本の難聴者の補聴器装用率を比べてみると、イギリス、スイスが40%以上、ドイツ、フランス、アメリカは30%以上であるのに対し、日本の難聴者の補聴器使用率は、日本補聴器工業会のJapanTrak2015によると前述の欧米諸国の1/3~1/2以下の14.4%と低い割合です。

しかし、難聴者率をみてみると、日本は11.3%であり、ドイツ12.1%、アメリカ10.6%、イギリス9.7%、フランス9.3%、スイス8.8%に比べてあまり変わらず、日本よりも難聴者率が低い国もみられます。(日本補聴器工業会のJapanTrak2015)

 

日本の補聴器に対してのイメージの低さ

難聴に気づいてから補聴器を購入するまでの年数は、日本は平均4~6年であり、海外諸国に比べて1~3年長くなっています。日本では海外のように「難聴=補聴器をつける」という考えが一般的ではなく、補聴器を使用しない理由として「わずらわしい」、「補聴器を使用しても聞こえが元に戻らない」、「恥ずかしい」など、補聴器に対してのマイナスのイメージがあることが伺えます。

 

海外では補聴器が身近な存在

イギリスやドイツ、北欧のデンマークなどは、独自の福祉制度が充実していて公的な支援を手厚く受けることができ、社会的に補聴器が定着している環境です。アメリカでも難聴者に対する補聴器の支援や社会的な設備が整っている環境です。

日本補聴器工業会や補聴器メーカーなどの団体が、補聴器の普及に尽くしていますが、欧米諸国に比べて日本の補聴器普及率は低い結果です。

 

海外での補聴器普及率が高い理由

欧米では有資格者が補聴器を販売する制度が整っており、ヨーロッパの国々では補聴器購入に公的補助が適応になるケースが多くあります。そのため、補聴器が社会にとって身近なものであり、購入しやすい環境が整っていることが日本に比べて補聴器の装用率が高い理由だと考えられます。

 

海外旅行で補聴器をしても目立たない

日本では普及率が14.4%と低い補聴器使用率ですが、海外では補聴器を装用している難聴者の割合は日本よりも2~3倍多く、補聴器を装用することが珍しいことではありません。そのため、補聴器を海外で装用していても不自然ではなく、「人の目が気になる」、「補聴器をつけるのが恥ずかしい」などの心配をする必要はありません。

 

補聴器を装用して海外旅行をより楽しむ

積極的に補聴器を装用することで、細かい音の変化を捉えやすくなり、川や海、森、動物などの自然の音や音楽などを楽しみながら旅行することができます。五感で海外旅行先の雰囲気を味わうことができるほかにも、言葉が聞き取りやすくなり、会話も行いやすくなります。よりよい聞こえが得られると、脳への負担が減って疲れにくくもなります。

 

海外旅行で補聴器を装用する際の注意点

海外でも補聴器は問題なく使用できますが、飛行機に乗る際や海外での補聴器の扱いについて、気をつけておきたい点を確認していきましょう。

 

空港の保安検査場では事前に補聴器の装用を伝えておく

空港の保安検査場で検査ゲートをくぐるときは補聴器を外す必要はありませんが、補聴器の種類によっては金属探知機のアラームが鳴ってしまう可能性があります。事前に係員に補聴器を装用している旨を伝えておくと、スムーズに対応してもらえます。荷物の中に補聴器を入れてX線検査機を通すと不具合などが生じることもあるので注意が必要です。

 

機内ではワイヤレス機能やFMシステムを切る

ワイヤレス機能のある補聴器など、電波を発信する補聴器では、電波が飛行に影響を及ぼす可能性があるため、ワイヤレス接続を行う周辺機器は電源を切る必要があります。補聴器本体のみの使用は、電源は切らなくても問題はありません。

 

飛行中の音が不快に感じたら耳を休ませる

機内でエンジン音や振動音が大きく聞こえて不快に感じることや、気圧の急激な変化で耳に違和感をおぼえることがあります。その場合は、補聴器を外したり、電源を切ったりして、耳を休ませるとよいでしょう。

 

補聴器を外す際は必ずケースに入れ、鞄にしまう

補聴器は小さいので、外したときにうっかりなくしてしまうことも多いものです。海外で紛失すると、自分の手元に戻ってくる可能性は低いので、紛失防止ストラップを活用することや、補聴器を外すときには、ケースに入れて鞄にしまうように意識することが大切です。

 

電池や充電器を使用する

海外での電池の充電や交換は、充電式の補聴器の場合は海外対応の変換プラグの準備が必要です。補聴器の電池は空気中の酸素を利用する電池で空気電池といます。空気電池を使用する補聴器の電池は、海外で購入することもできますが、予備の電池を持って行っておくと安心です。

 

補聴器の電池は世界共通

補聴器の電池のパッケージ色は世界共通で、PR536は黄色、PR41は茶色、PR48はオレンジ色、PR44は水色のパッケージとなっています。自分の使っている補聴器の電池が何色だったかを覚えておくと、いざというときにもスムーズに購入することができます。

 

海外旅行におすすめのリサウンドの補聴器

海外旅行におすすめの幅広い音域や音の立体感を再現して自然な音を届けるリサウンドの補聴器を紹介します。

 

リサウンド・リンクス クアトロ 9クラス

リサウンド・リンクス クアトロ 9クラスは2018年度グッドデザイン賞を受賞している補聴器です。海外でも電池交換の心配がいらない充電式。3時間の充電で、最大30時間持ちます。iPhone、iPadやiPod touchを直接接続し、電話、音声案内、音楽を補聴器に直接送信し、きくことができます。また、Apple端末とペアリングすると音声の直接送信、補聴器の基本的な微調整が端末から直接行える機能もついていて、紛失した際はアプリを使ってみつける機能も搭載されています。海外旅行にぴったりの補聴器です。

●価格(耳かけ型)
充電式(充電器込):両耳1,053,000円~、片耳543,000円~(*内、充電器33,000円(税込み)
製品の詳細はこちら

●特徴
従来のデジタル補聴器に比べて高音域の再現性が高く、微細な音から迫力ある音まで広い表現力の音質をカバーできます。距離感や方向感などを認識しやすく、状況に合わせて全自動で調整された自然な音を聞くことができます。不意の衝撃音など不快に感じる音は防がれます。

充電式タイプでは、海外旅行の長旅でも電池の消耗を気にすることなく装用できます。

 

スマートフォンと連動する補聴器で快適な旅を

補聴器の中にはスマートフォンと連動する技術が搭載された補聴器もあり、海外旅行をより快適なものにしてくれます。

 

スマートフォンと連動する補聴器の機能

補聴器の中にはスマートフォンと連動して補聴器のコントローラー(MFi)として使用することや、動画や音楽を直接補聴器から聞くこと、GPS機能で補聴器を探し出す技術が開発されているものもあります。

 

海外旅行で使用する補聴器を購入するには

補聴器は管理医療機器です。健康保険の適用はありませんが、聴力レベルによっては公的補助を受けられる場合もあります。公的補助の詳細についてはお住いの各市町村にお問い合わせください。海外ブランドの補聴器でも日本国内に流通しているものは国内で購入できます。補聴器購入の際は、補聴器相談医の診察を受けて補聴器販売店や補聴器センターの紹介を受けることが重要です。

 

補聴器と一緒に海外旅行へ

海外でも、日本にいる時と同じように補聴器を使用することができます。海外では日本よりも補聴器ユーザーが多く、難聴になったら補聴器をつけるという考えも一般的です。海外旅行に行くときにも、普段、装用している補聴器をつけることで、コミュニケーションがとりやすくなり、自然の音や音楽をより楽しむこともできます。機内での扱いや電池の準備には注意して、補聴器とともに快適な旅に出発しましょう。

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