耳あな型補聴器と耳かけ型補聴器の2001年と2016年の出荷台数の比率は、15年間の技術革新が反映され、耳あな型と耳かけ型の比率が逆転しています。
日本では2008年ごろにこの逆転現象が起こりました。オープンフィッティングが2003年に登場したことで、耳かけ型の補聴器がより小さく目立ちにくくなり、外耳道をふさがないので自分の声がこもり難くなったことが耳かけ型補聴器の台数を伸ばすきっかけになったと言われています。
JapanTrak2015の調査では、補聴器装用者416名の内、耳かけ型が183名(44%)、耳あな型が186名(45%)、その他47名(11%)でした。