補聴器Q&A
補聴器について、ちょっと気になっていることや
もっと詳しく知りたいこと等、様々な質問に丁寧
にお答えします。
補聴器試聴(無料貸し出し)
補聴器の試聴ができます。対応補聴器、貸し出し期間は直接店舗にご確認ください。
出張訪問対応店
お店に訪問が困難な場合、ご自宅に補聴器の専門家が訪問してご相談を承ります。
総合支援法対応店
難聴が高度・重度で、身体障害者の基準に適合する場合は、障害者総合支援法による補装具費支給制度を利用することができます。原則として、費用の1割を利用者が負担することとなります。ただし、所得に応じて一定の負担上限が設定されています。また、補装具は原則として1種目について1個の支給が対象となります。手続きは各自治体によって異なる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村の福祉課にお問い合わせください。
オトスキャン取扱店
レーザーによる3Dデジタルスキャナーで耳型を迅速に採取します。一人ひとり異なる耳の形状を直接肌に触れることなく安全に、正確に採寸し、オーダーメイド補聴器を作成します。
説明動画はこちら補聴器について、ちょっと気になっていることや
もっと詳しく知りたいこと等、様々な質問に丁寧
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質問6補聴器を装用しても効果を感じられない時はどうするのですか?
「補聴器を使って色々な音を積極的に聞いてみたけれども、効果を感じなかったので使うのをやめてしまった」という方がいらっしゃいますが、ご自分の耳を補聴器の音に慣らしながら、調整を繰り返し行うことが補聴器を活用するうえでは重要です。
調整は、聴覚トレーニングをしながら段階的に行います。例えば「ピー」と鳴った音が、お湯が沸いた音なのか、ハウリングの音なのか、電子機器のお知らせ音なのかといった区別や、「柿」「牡蠣」同じ発音の言葉の聞き分けには、「こういう音を聞く」「音の発生源を確かめながら聞いてみる」など、トレーニングによって音と言葉の結び付けがしやすくなります。トレーニング方法は聞き取り難い音や難聴度によって異なるので、購入したお店で相談してみてください。
質問②の回答にもありますように、音は脳で聞き取っているので、補聴器に望める効果は「現在の語音明瞭度(音を言葉として理解する力)を最大限に引き出すこと」です。そのため、補聴器をただ着けるだけではなく、テレビの字幕を見たり、向かい合って口が見えるように話をしたり、メモを活用したりするなど視覚的な情報を活用することも、音を言葉として理解する時の手助けとなります。
周囲の方が協力できることもあります。補聴器を使用している時に大声で話されると、かえって聞きづらくなることもあるので、「普通の大きさの声でゆっくりと話す」「要点だけを話す」「不意に話しかけない」「正面に立って口元を見せながら話す」と良いでしょう。補聴器を装用すると直ちに正常なきこえに戻るとは思わずに、本人が効果を実感できるように周囲の方が協力し、励ますことも大切です。