補聴器試聴(無料貸し出し)

補聴器の試聴ができます。対応補聴器、貸し出し期間は直接店舗にご確認ください。

出張訪問対応店

お店に訪問が困難な場合、ご自宅に補聴器の専門家が訪問してご相談を承ります。

認定補聴器専門店

認定補聴器技能者が在籍し、補聴器の調整・選定に必要な設備について公益財団法人テクノエイド協会に認定されている店舗です。

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総合支援法対応店

難聴が高度・重度で、身体障害者の基準に適合する場合は、障害者総合支援法による補装具費支給制度を利用することができます。原則として、費用の1割を利用者が負担することとなります。ただし、所得に応じて一定の負担上限が設定されています。また、補装具は原則として1種目について1個の支給が対象となります。手続きは各自治体によって異なる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村の福祉課にお問い合わせください。

遠隔サポート対応店

専用のスマートフォンアプリを介して、オンラインで補聴器を調整できます。※一部対応していない器種があります。

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オトスキャン取扱店

レーザーによる3Dデジタルスキャナーで耳型を迅速に採取します。一人ひとり異なる耳の形状を直接肌に触れることなく安全に、正確に採寸し、オーダーメイド補聴器を作成します。

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【満員御礼!医療・教育関係者向け臨床セミナーレポートセミナーレポート】

医療・教育関係者向け臨床セミナー(難聴と補聴器に関する最新の研究について)を開催致しました。

 

 


講演者の方々

 

 

 


会場の様子

 

 

 

GNヒアリングジャパン株式会社では、2019年7月21日(日)に医療現場・教育現場等で日頃から
補聴器のフィッティングに携わっておられる先生方、専門家の方々に向けた
『2019年度 医療・教育関係者向け臨床セミナー』を開催致しました。

当セミナーでは、済生会宇都宮病院 耳鼻咽喉科主任診療科長の新田清一先生、オーストラリア国立聴覚研究所(NAL)研究員の
エリザベス・コンベリ先生、そして、慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科教授の小川郁先生をお迎えし、各専門領域のご講演を行って頂きました。
難聴に関する最新医療情報、補聴器フィッティングの最新の臨床データなど盛り沢山の内容となりました。

 

 

【セミナーの内容】

1. 座長講演 : 小川 郁先生(慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科 教授)
 講演テーマ:「難聴をとりまく最新医療」

難聴を取り巻く社会的な問題と将来的な内耳再生の研究などについてご紹介いただきました。

・超高齢化社会を迎える日本において、それに伴い難聴者も増加するのは既知の事実である。

・社会的に孤立し認知症、うつの発症、または、コミュニケーション障害からの社会活動の減少、
医療費の支出の増加など様々な問題も考えられうる。世界的に見ても、聴覚ケアの重要性は提唱されている。

聴覚ケアとして補聴器、人工内耳、人工中耳のツールはあるが、果たして難聴を治療するという意味での再生医療の研究は
どこまで進んでいるのかについて、いくつかの先端研究の成果、現実化される見通しについてご講演して頂きました。

 

 

 

 

 

 

2.基調講演1 :新田清一先生 (済生会宇都宮病院 耳鼻咽喉科 主任診療科長)

 講演テーマ:「軽度・中等度難聴者の補聴器診療」

済生会宇都宮病院における軽度、中等度難聴、特に高音難聴に対する診療における各論をご講演していただきました。
各聴力タイプにおける患者像と補聴器フィッティングのポイントについて、医療関係者、補聴器販売従事者に向けて、
具体的なアドバイスを踏まえ分かりやすいご講演をされました。

難聴を治せるわけではないので、「いかに患者の持っている力を最大限に引き出すか」という観点から聴覚機器の活用を考え、
特にオーダーイヤモールドの使用について、いくつかの症例を例に解説をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

3.基調講演2: エリザベス・ゴンベリ先生 (オーストラリア国立音響研究所 上級研究員)

講演テーマ:「遠隔医療技術を用いた聴覚ヘルスケアの改善」

・世界的に見た聴覚ヘルスケアの現状として、適切な聴覚ケアを受けている方は非常に少ない状況にある。

・テクノロジーの発達に伴い、テレヘルスといった遠隔によるケアのメリットを享受できる時代に変わってきている。

・そのようなサービスは、全ての人々が同様に恩恵を受けられるということからとても重要なツールである。
実際にテレプラクティスは実用化される時代となってきた。

オーストラリア国立音響研究所(NAL)において、いくつかのテレヘルスの研究がおこなわれており、
その可能性と課題についてご講演をいただきました。

さらに、GNリサウンドのアシスト遠隔サポートを使用した研究結果についても発表され、今後のモバイルヘルス技術として、
患者や専門家が直面する問題に対応する1つの方法であると述べられました。

 

 

 

 

 

 

最後に

今回ご報告しました「医療・教育関係者向け臨床セミナー」は、弊社教育プログラム『GNカレッジ』の一環として、
オーディオロジー上級コースとして開催致しました。

GNヒアリングジャパンでは、補聴器販売、フィッティング、きこえの相談に関わる方々のためのオープン講習の場として、
年間を通じて「GNカレッジ」を運営しています。経験豊富な社内専任講師陣、あるいは外部の各方面の専門家の先生方の
ご協力によって15年以上に渡り継続してきた実績があり、毎年多くの方々に受講して頂いております。

講習のカテゴリーは、基礎となるオーディオロジー講習、フィッティング技術に関するテクノロジー講習、
そして、2019年度より新たにビジネスマネジメント講習も加わり多岐に渡ります。

その中には、GNの長年に亘る幅広い研究によって裏付けされた内容も随所に盛り込まれています。
それに加えて、国内外の新制度や変化していく状況を常に反映させ、
実習機材は最新のツールを使うなど、より実践的で直ぐに役立つコンテンツを数多く取り揃えています。

初めて補聴器に携わる初心者の方から、補聴器のフィッティングレベルをより高めたい方、そして、
経験豊富なエキスパートに至るまで、受講される方のレベルや経験、学習したい分野から選んで頂くことができます。

 

GNカレッジ詳細はこちら▶https://www.resoundpro.com/ja-JP/jp-college

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