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データで見る補聴器の世界

補聴器と健康の関係

補聴器が健康や認知症などにどのような影響をもたらすのか、補聴器所有者と非所有者を比べると前者の方が、肉体的にも、精神的にも夕方の疲労度合いが小さいという結果になりました。

後者は、騒音の多い場所で言葉を聞き取ることに集中したり、「相手の口元を見て聞き取りを補ったりする機会が増えるだけでなく、聞き間違いや聞き逃しが増えたことで「自信を無くす」ということが疲労の原因に繋がるのかもしれません。

睡眠の質における満足度は前者の方が14ポイント高くなっています。



出典元: Anovum – JapanTrak 2015

うつ病や認知症との関連はどうでしょうか。

「過去2週間以内に興味がなくなった・楽しまなくなった・気分が落ち込んだ・憂鬱になった・絶望的な気持ちになった」という症状を自覚された方は、非補聴器所有者に比べ、補聴器所有者は4ポイント低い(=うつ病になるリスクが低い)という結果になっています。

「過去1年間で物忘れがさらにひどくなった」ことを自覚されている方は、非補聴器所有者に比べ、補聴器所有者は21ポイント低い(=認知症になるリスクが低い)という結果になっています。


出典元: Anovum – JapanTrak 2015

難聴と認知症・うつ病の関係は様々な研究が行われおり、厚生労働省が2015年に策定した新オレンジプランでも認知症の危険因子のひとつとして「難聴」が取り上げられ、「きこえ」の大切さが様々な角度から見直されています。